マカには古い歴史がある

マカは古くから滋養強壮に役立つ食品として親しまれていた

栄養価が高いマカは、2000年以上前から滋養強壮に役立つ食品として、人々に重宝されていました。アンデスでは、マカは「アンデスの人参」とも呼ばれ、滋養食として家畜と取引されていたともいわれています。

日本にマカが上陸するのは1990年代です。2019年現在の日本では、マカは男性だけでなく、健康や美容に関心が高い女性にも親しまれています。

マカの歴史を振り返ってみよう

もともとチベットの高地に存在していた

マカの主な原産地はペルーのアンデス山脈ですが、もとはチベット北東部の海抜3205mの高地に自生していたといわれています。

2000年程前に、この高地で暮らしていたチベットの人がマカをもってペルーに移動し、「ボンボン高原」という地で栽培をはじめました。
そこから、マカはアンデスの地で長く栽培を続けられているのです。

インカ帝国時代にも体力を補う食品として重宝されていた

15世紀~16世紀のインカ帝国時代では、マカは体力の向上に役立つ食品として重宝されていました。特に、特権階級の食べ物として親しまれ、兵士への褒美としてマカが与えられたのです。

また、インカの勇士は、戦いの前にマカを食べていたともいわれています。インカの兵士が、新しい武器を持つスペイン軍を悩ますほど強く戦うことができたのは、マカをよく食べていたからではないかと考えられています。

栄養価が高い貴重な食品であるマカは、古くからアンデスで「幻の秘薬」とも呼ばれていました。

日本には1990年代に伝わった

1990年に日本で行われた「国際花と緑の博覧会」がきっかけで、マカが日本人にも知られました。

この花博で、マカの種を購入した農家の人がマカの栽培を始めました。そして、15年もの長い時間をかけて、マカの日本での栽培を成功させたのです。

また、マカは2002年まで、安息香酸(※1)の問題で正式に輸入できませんでした。2003年以降に、粉末状のマカが輸入されるようになり、日本の製薬会社などがマカの商品開発を始めました。
そして、2019年現在では、マカを使用した様々なサプリが存在しているのです。

(※1)食品の防腐剤として様々な加工品に使われている化合物